2015-08-30 ●公演名:松下悦子ソプラノリサイタル 〜太陽は空の中心にかかる〜開催日時2015年8月30日(日)14時30分開演 (14時開場)入場料前売¥4,000-(当日座席指定/13:30より引換え)会場いずみホール演奏内容J.ブラームス 私たちはそぞろ歩いた/死は涼しい夜/湖上にて/昔の恋/私の恋は緑色 木下牧子委嘱作品歌曲集「太陽は 空の中心にかかる」初演 1.食後/2.永い午後に/3.もし鳥だったなら 4.ヴァカンス/5.太陽は 空の中心にかかる R.シュトラウス:オフィーリアの3つの歌 H.ヴォルフ:ただ憧れを知る人だけが F.リスト:ごぞんじですか。レモンの花咲く国を O.メシアン:なぜ?/首飾り/かなえられた祈り/復活出演者ソプラノ:松下悦子 ピアノ:土居知子プロフィール松下悦子同志社女子大学音楽科声楽専攻卒業ののち、ドイツ・カールスルーエ音楽大学大学院声楽学科を修了する。在学中、ヘルムート・リリングのもとでオラトリオ、カンタータなどの演奏、録音に参加する。帰国後、主に歌曲、オラトリオ、教会音楽の分野で幅広く活躍する。そのレパートリーは、バッハの教会・世俗カンタータ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツレクイエム」、プーランク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」など、日本国内外で広く演奏し、好評を得ている。また、歌曲の分野において新ウィーン楽派やメシアンなどの現代曲への取り組みが評価され、定期的に開いているリサイタルに対して、大阪文化祭賞(1996)や音楽クリティック・クラブ奨励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を贈られるなど、その興味深いプログラムと歌唱力には定評がある。オペラでは、ワーグナー「ラインの黄金」のフライア(関西二期会主催公演)でデビューした(1994)。また邦人作品である源氏物語千年紀事業オペラ「月の影」源氏物語(尾上和彦作曲)に葵の上として出演(2009)している。N&F社のmolt fineからリリースされたCD「ein Tag めぐる時めぐる想い」(2008)は今までにない斬新な企画のドイツリート曲集として、好評発売中である。第3回日本シューベルト協会国際声楽コンクール第2位および聴衆賞(1991)。第39回オランダ・ヘルトーゲンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(第1位なし)、及びオランダ音楽賞受賞(1992)。第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位受賞及び松下賞受賞(1994)。現在、同志社女子大学教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。 土居知子京都市立堀川高校音楽科を経て、京都市立芸術大学卒業。同大学大学院を修了後、「ロ−ム・ミュ−ジックファンデ−ション」の奨学生として渡独し、国立ドレスデン音楽大学大学院および同大学マイスタ−クラスを、”最優秀”にて修了。1989年第8回飯塚新人音楽コンク−ル第1位。1990年京都音楽協会賞受賞。1992年第38回マリア・カナルス国際音楽コンク−ルピアノ部門第3位、並びに特別賞として「フランス音楽最優秀演奏者賞」受賞。1993年京都市立芸術大学「大学院賞」受賞。NHK洋楽オ−ディション合格。1995年、第5回カントゥ国際ピアノ協奏曲コンク−ルで1位なしの第2位、並びに特別賞として「最優秀演奏者賞」受賞。1997年第7回ABC新人コンサートオ−ディション合格。1998年神戸新聞松方ホ−ル音楽賞「大賞」受賞。同年、ザ・フェニックスホ−ルで開催した「帰国記念リサイタル」の成果に対し、平成10年度大阪文化祭賞「本賞」受賞。2002年、バロックザ−ルで行われたソロリサイタルの成果に対し、2001年度「青山音楽賞」受賞。2011年度「第31回藤堂音楽賞」受賞。ソロリサイタルをはじめ、NHK−FM「名曲リサイタル」、NHK−TV「芸術劇場」等の出演、NHK交響楽団、京都市交響楽団、神戸市室内合奏団、アンサンブル神戸、京都フィルハ−モニ−といったオ−ケストラとの協演など、多彩な演奏活動を行っている。また、室内楽・歌曲伴奏のアンサンブルピアニストとしても定評があり、これまでに国内の奏者はもとより、クラリネットのカ−ル・ライスタ−、オ−ボエのフランソワ・ルル−といった世界的な奏者ともコンサートツアーにて共演し、好評を博す。これまでに金子園、梅本俊和、山田淳子、荒憲一、神西敦子、シュテファン・ゼ−バス、故アマデウス・ヴェ−バ−ジンケの各氏に師事。現在、京都女子大学准教授、大阪教育大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。お申し込みいずみホールチケットセンター 06-6944-1188チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:266-799)ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:53406)エラート音楽事務所 075-751-0617後援いずみホール・同志社女子大学音楽学科・同志社女子大学音楽学会〈頌啓会〉このリサイタルは同志社女子大学研究奨励(芸術奨励)助成を受けています。