●公演名:松下悦子ソプラノリサイタル

erato-music2018-08-25

     〜ものがたりをうたう〜

開催日時2018年8月25日(土)19時開演 (18時30分開場)
入場料前売¥3,500- 当日¥4,000-(自由席)
会場京都府府民ホール"アルティ"
演奏内容木下牧子
    朗読・独唱・クラリネット・ピアノのための音楽物語「蜘蛛の糸
マーラー
    美しいトランペットの鳴り渡るところ
    天上の生活
バーバー/
    年老いし者の秘密
    尼僧はヴェールをとる
出演者ソプラノ:松下悦子 ピアノ:土居知子 クラリネット:小谷口直子
映像デザイン:増田寿子 演出:唐谷裕子
プロフィール松下悦子
同志社女子大学音楽科声楽専攻卒業ののち、ドイツ・カールスルーエ音楽大学大学院声楽学科を修了する。在学中、ヘルムート・リリングのもとでオラトリオ、カンタータなどの演奏、録音に参加する。
帰国後、主に歌曲、オラトリオ、教会音楽の分野で幅広く活躍する。そのレパートリーは、バッハの教会・世俗カンタータマタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」、ヘンデルメサイア」、ハイドン天地創造」「四季」、ブラームス「ドイツレクイエム」、プーランク「グローリア」、R.シュトラウス「4つの最後の歌」など、日本国内外で広く演奏し、好評を得ている。
また、歌曲の分野において新ウィーン楽派メシアンなどの現代曲への取り組みが評価され、定期的に開いているリサイタルに対して、大阪文化祭賞(1996)や音楽クリティック・クラブ奨励賞(2000)、藤堂音楽褒賞(2002)を贈られるなど、その興味深いプログラムと歌唱力には定評がある。
オペラでは、ワーグナーラインの黄金」のフライア(関西二期会主催公演)でデビューした(1994)。
また邦人作品である源氏物語千年紀事業オペラ「月の影」源氏物語(尾上和彦作曲)に葵の上として出演(2009)したことにより、そのレパートリーはより充実してきている。
音楽CD出版ではN&F社のmolt fineから今までにない斬新な企画のドイツリート曲集「ein Tag めぐる時めぐる想い」(2008)や、ナミ・レコード社ライヴノーツからは「木下牧子歌曲集 太陽は空の中心にかかる」(2017)をリリースしており、好評発売中である。
第3回日本シューベルト協会国際声楽コンクール第2位及び聴衆賞受賞(1991)。
第39回オランダ・ヘルトーゲンボス国際声楽コンクール歌曲部門第3位(第1位なし)及びオランダ音楽賞受賞(1992)。
第63回日本音楽コンクール声楽部門第2位受賞及び松下賞受賞(1994)。
現在、同志社女子大学教授。関西二期会会員。日本シューベルト協会同人。

土居知子
京都市堀川高校音楽科(現、京都市立京都堀川音楽高等学校)を経て、京都市立芸術大学卒業および同大学大学院を修了後。「京都音楽協会賞」「大学院賞」受賞。
その後渡独し、「ロ−ム・ミュ−ジックファンデ−ション」の奨学生として、国立ドレスデン音楽大学大学院および同大学マイスタ−クラスを”最優秀”の成績を以て修了。
第8回飯塚新人音楽コンク−ル第1位、第38回マリア・カナルス国際音楽コンク−ルピアノ部門第3位、第5回カントゥ国際ピアノ協奏曲コンク−ルで1位なしの第2位、NHK洋楽オーディション合格。第7回ABC新人コンサートオ−ディション合格、神戸新聞松方ホ−ル音楽賞「大賞」、大阪文化祭賞「本賞」、「青山音楽賞」「藤堂音楽賞」など数々の入賞・受賞を果たす。
ソロリサイタルをはじめ、NHK交響楽団京都市交響楽団、神戸市室内合奏団、アンサンブル神戸、京都フィルハ−モニ−といったオ−ケストラとの協演など多彩な演奏活動を行ってきたが、記念では室内楽・歌曲伴奏のアンサンブルピアニストとして、多くの演奏者から信頼を得て活動の場を広げている。これまでにカ−ル・ライスタ−(Cl)、フランソワ・ルル−(Ob)など世界的奏者のコンサートツアー共演や、松下悦子(Sp)とのリサイタル共演およびCD録音「ein Tag めぐる時めぐる想い」「木下牧子歌曲集 太陽は空の中心にかかる」等において注目され、その柔軟な音楽性や堅実なサポートが評価されている。
また、2018年3月にはソロ1stCD「モーツァルトピアノ変奏曲集」をリリースした。
現在、京都女子大学教授、大阪教育大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。

小谷口直子
兵庫県出身。東京藝術大学音楽学部卒業。同大学大学院修士課程修了。第12回日本木管コンクール・クラリネット部門第2位。
第14回宝塚ベガ音楽コンクール第1位。『小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト2002』参加。第71回日本音楽コンクール・クラリネット部門第1位、E.ナ力ミチ賞、増沢賞受賞。大学卒業と同時に京都市交響楽団に入団。2006年より首席クラリネット奏者。東京オペラシティ・リサイタルシリーズ『B→C バッハからコンテンポラリーへ』出演。文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーン国立音楽大学に留学。プレゲンツ(オーストリア)にてウィーン交響楽団によるマスタークラスに参加。地域創造「 公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト」登録アーティスト。
京都市芸術新人賞」(平成22年度)、神戸市文化奨励賞(平成23年度)受賞。ALM RECORDSより「A.Uhl:48 Etüden」リリース。これまでに全国主要オーケストラ・吹奏楽団体からの招きにより多数のソリスト共演がある他、日本音楽コンクールをはじめ各種コンクールの審査員や、NHK-TV、FMへの出演、CDリリース、ソロリサイタルや室内楽公演、学校・施設でのアウトリーチなど、各地で幅広い活動を展開している。
京都市芸術大学同志社女子大学華頂女子高等学校非常勤講師。
お申し込み京都府府民ホール"アルティ" 075-441-1414
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:118-330)
ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:53040)
エラート音楽事務所 075-751-0617
後援同志社女子大学音楽学科・同志社女子大学音楽学会〈頌啓会〉

このリサイタルは同志社女子大学研究奨励(芸術奨励)助成を受けています。