野村恵子ソプラノリサイタル
●公演名:野村恵子ソプラノリサイタル
シューマン、ショパン生誕200年によせて
●開催日時:2010年11月20日(土)14時30分開演 (14時開場)
●入場料:前売¥3,500- 当日¥4,000-(全席自由)
●会場:京都府立府民ホールアルティhttp://www.alti.org
●演奏内容
シューベルト:アヴェ・マリア
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン
ショパン:ポーランドの歌 Op.74
ショパン:バラード 変イ長調 Op.47「オンディーヌ」
シューマン:子供の情景 Op.15
シューマン:リーダークライス Op.39ほか
●出演者:
ソプラノ:野村恵子
ピアノ:イョルク・デームス
●プロフィール:
野村恵子
愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。京都ゲヴァントハウス合唱団と共にヨーロッパ各地への演奏旅行に数回参加し、ソリストを務める。また、リスト音楽院の夏期セミナーに参加し、アカデミーコンサートや各種コンサートに推薦される。大阪フィルハーモニー推薦コンサートに出演、同志社メサイアでソプラノソロをつとめるほか、国内外で宗教曲のソロを務める。1990年日本の歌コンクール銅賞受賞。E.アメリング、J.デームスの公開講座に数度出演のほか、国内外でJ,デームス マスタークラスコンサートに出演を重ね、いずれも好評を博している。リサイタルを1999年、2000年8月と11月、2002年、2004年、2005年、2007年、2010年8月に京都、横浜、ザルツブルグ・ミラベル宮殿にて開催し、中村展子、故トム・ボレン、イョルク・デームスの各氏と共演する。2004年まで華頂女子高等学校音楽科講師。現在、京都ゲヴァントハウス合唱団で合唱指導を行うほか、混声合唱団ゆう指揮者、知恩院付属合唱団コーロ・フローラ指揮者、、総本山知恩院仏教音楽研究所嘱託研究員を務める。アンサンブル ミルフィーユを主宰。日本演奏連盟会員。ムジカA国際音楽協会会員。シューベルト協会同人、京都音楽家クラブ会員。
イョルク・デームス
1928年オーストリア生まれ。11歳でウィーン音楽アカデミーに入学。在学中の14歳の時、ウィーン楽友協会にてデビュー。ピアノをW.ケルシュバウマー、Y.ナッツに師事したほか、W.ギーゼキング、W.ケンプ、A.B.ミケランジェリ、I. フィッシャーの教えも受ける。1947年、ウィーン学友協会名誉賞を受賞。1956年ブゾーニ国際コンクールで第1位を獲得し国際的名声を不動のものとした。以降、世界各国の著名ホールや音楽祭に常連として招かれ、カラヤン、ザヴァリッシュ、小澤征爾などの著名指揮者と共演。伴奏者としても、E.シュヴァルツコプフ、D.フィッシャー=ディースカウ、E.アメリンク、P.シュライアー、T.アダムなどから絶大な信頼を受けるほか、J.スーク(Vn)、P.ガロワ(Fl)などとも多く共演。さらにパリ四重奏団等との室内楽演奏も活発に行っている。日本では、1961年の初来日以来、その溢れる貫禄で観客を圧倒、現在に至るまで音楽ファンの心を捕らえて離さない魅力を持ち続けている。現在までに400を超えるLP、CD、ビデオが世界中で出版されており、数々の国際的な賞を受賞している。深みのある構築性、その時代の人間でなくては出せない音色、それはデームスのみに許されたロマンと抒情に満ち溢れた深淵な音楽であり、聴衆を魅了してやまない永遠のドイツ・ロマン派巨匠の響きでもある。現在、ベルギーのフランク協会名誉会長。
●お問合せ エラート音楽事務所/(075)751-0617