坂井千春ピアノリサイタル
●公演名：坂井千春ピアノリサイタル〜音楽の花束〜
●開催日時：2011年10月4日（火）19時開演 （18時30分開場）
●入場料：一般￥3,000- 学生\2,500-（全自由席／当日500円増）
●会場：京都府立府民ホール“アルティ”
●内容
F.クープラン：ゆりの花ひらく／恋のナイチンゲール／葦
シテール島の鐘／戦いの響き
F.リスト：巡礼の年／第1年「スイス」より「ワレンシュタット湖畔で」「泉のほとりで」
岡田加津子：Dancing Lion（チェロとピアノのために）
I.アルベニス：「スペイン」Op.165より／「イベリア」より“アルバイシン”
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●出演者
坂井千春
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、同音楽学部を経て、同大学大学院修士課程修了。1985年、ロータリー奨学金を受けてブリュッセル王立音楽院に留学し、最高位でプルミエプリとディプロム シューペリユールを取得。さらにパリ・エコールノルマルで研鑽を積み、1990年コンサーティストディプロムを取得。谷康子，高良芳枝、アンリオ＝シュヴァイツアー、ラタルジェの各氏に師事。 モギレフスキー、デュシャーブル、ケマリンク、ワショウスキ各氏の指導も受ける。
留学中にマリア カナルス国際コンクール優勝（1986年）、ポルト国際コンクールで優勝、あわせてドビュッシー賞、現代音楽最優秀演奏賞受賞（1987年）。リスボン放送交響楽団との共演など、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリアなど西欧各地で演奏活動を始める。 ソニー芸術振興会主催で日本デビューリサイタル（1990年）。ロン ティボー、エリザベート両国際コンクールで入賞後、第１回ロンドン国際コンクールで優勝（1991年）。故ダイアナ妃よりスタインウェイ グランドピアノを授与される。これを機に、フィルハーモニア管弦楽団、オックスフォード交響楽団、ブリュッセル放送交響楽団、ＥＣ室内管弦楽団との共演、オランダ ラジオ放送への出演、アメリカのラヴィニア音楽祭でのリサイタルなど活動の幅を拡げる。 ロイヤルフェスティバルホールにおけるフィルハーモニア管弦楽団とのロンドンデビューでは、「華やかで硬質なタッチと繊細な感性、花開く才能」とロンドンタイムズ紙で高く評価された。日本国内では「若い芽のコンサート」などでＮＨＫ交響楽団、読売交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団など多くのオーケストラと共演の他、各地でのリサイタル、東芝EMIからのCD録音を行う。 第２回出光音楽賞受賞。
2000年より米国ニューヨーク州のコルゲート大学とハミルトン大学の音楽学部でピアノ指導と伴奏を務め、ニューヨーク州中部を中心にソロと室内楽の両方で活躍。
2004年4月より、京都市立芸術大学で指導にあたる。
2006年、「フランス音楽の夕べ」にて青山バロックザール賞受賞。ロマン派、フランス音楽を中心にバロックから現代までの演奏、講座につとめている。
上村 昇
1975年、京都市立芸術大学卒業。黒沼俊夫氏に師事。76年、第23回文化放送音楽賞受賞。77年、第46回日本音楽コンクール第1位。海外派遣コンクール松下賞受賞。79年、京都・ 東京にてデビュー・リサイタルを開く。第6回カサド国際チェロ・コンクール優勝。ヨーロッパ各地で活躍。83年、第１回京都府文化賞新人賞受賞。86年、東京・京都にてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。91年、ノイマン指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。93年、第5回飛騨古川町音楽大賞奨励賞受賞。プラハ交響楽団と共演。98年ＡＢＣ国際音楽賞受賞。2001年、第19回京都府文化賞功労賞受賞。ソリストとしての活躍はもちろん室内楽の分野においても国内外の著名なアーティストたちからの信頼も厚い。また、98年に京都府民ホール・アルティの開館10周年を記念し弦楽四重奏団（ヴァイオリン豊嶋泰嗣・矢部達哉・ヴィオラ川本嘉子）を結成し、定期的に公演を行っている。現在、母校の京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学客員教授として後進の指導にもあたっている。
岡田加津子
神戸生まれ。東京芸術大学作曲家卒業、同大学院修了。在学中に第1回九州ギター現代音楽祭作品部門最優秀賞受賞。2003年バロックザール賞受賞。演奏会用作品など委嘱制作、多数。これまで20曲余の楽譜を7タイトルのDVDが出版されている。また、作曲活動と並行してリズミック・パフォーマンスのワークショップを全国各地で開催。現在、京都市立芸術大学准教授。
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●後援
（社）全日本ピアノ指導者協会
