アジアユースオーケストラ 大阪公演2013

●公演名:アジアユースオーケストラ 大阪公演2013

●開催日時:2013年8月26日(月)19時00分開演 (18時00分開場)

●会場:NHK大阪ホール

●入場料:前売¥2,000- 当日券¥2,500-(全席指定)

●演奏内容

  ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
  ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
  シベリウス交響曲第2番

●出演者:

  指揮:ジェームズ・ジャッド(首席指揮者)
  チェロ独奏:スティーヴン・イッサーリス
  演奏:アジアユースオーケストラ

●プロフィール:

ジェームズ・ジャッド(首席指揮者)
 ジェームズ・ジャッドは、現在、ニュージーランド交響楽団の名誉音楽監督を務めながら、フランスのNational de Lilleの主席客演指揮者を勤めています。
 ニュージーランド交響楽団の7年のキャリアの間に、コープランドバーンスタインヴォーン・ウィリアムズガーシュインの作品を含む数多くのレコーディングを行っています。ニュージーランド交響楽団は2000年のシドニーオリンピック芸術大会での公演や、2003年のAuckland International Arts Festival、また大阪での国際オーケストラフェスティバルでの公演を通じて国際的評価を受けるようになりました。
 ジェームズ・ジャッドは英国に生まれ、ロンドンのトリニティ音楽院を卒業後、ロリン・マゼールの招待によりクリーヴランド管弦楽団のアシスタントコンダクターを務めました。その後、クラウディオ・アバドEUユース管弦楽団の準音楽監督に指名され、現在でも同オーケストラの名誉芸術監督を務めています。その後、ベルリン交響楽団イスラエル交響楽団をはじめ、複数のオーケストラで監督を務め、ウィーン交響楽団プラハ交響楽団ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団等の一流のオーケストラで客員指揮を務めています。また、米国のオーケストラのサクセスストーリーともいえるフロリダフィルハーモニー管弦楽団の監督を14年務めています。

ティーヴン・イッサーリス(チェロ)

 イギリスのチェリスト、スティーヴン・イッサーリスの技術と音楽性には世界中から賞賛が寄せられ、ソリスト室内楽演奏家、教育者として、目覚ましい活躍をしている。古楽演奏にも強い関心を持っており、サイモン・ラトル指揮エイジ・オブ・エンライトメント管やニコラス・マッギガン指揮フィルハーモニア・バロック管を始めとする一流の古楽器オーケストラと共演している。一方、現代音楽にも熱心に取り組んでおり、1989年にBBCプロムスでジョン・タヴナーの「奇蹟のヴェール」を世界初演して以来、多くの作曲家の新委託作品を演奏している。2006年にはザルツブルク音楽祭でヴォルフガング・リームのチェロ協奏曲を世界初演し、2009年のオールドバラ音楽祭ではトーマス・アデスのチェロとピアノのための新曲「Lieux retrouves」をアデスと共演した。華々しい受賞歴を誇るイッサーリスディスコグラフィは、彼が幅広いレパートリーに取り組んでいることを反映している。「バッハ:無伴奏チェロ組曲全集」(ハイペリオン)は批評家から最高の評価を得て、グラモフォン誌器楽部門最優秀賞とクラシック・ブリッド賞批評家賞に輝いた。また最近ではヴァーリョンとの共演によるシューマンの作品のCD(ハイペリオン)やチェロと室内オーケストラのための作品を収めた「reVisions」(BIS)がリリースされている。栄誉なる称号、表彰も数多く、1998年、その音楽分野における多大な貢献によって、英国から名誉大英勲章3位(CBE)を授与されたほか、2000年にはシューマンの生地ツヴィカウ市からシューマン賞を与えられた。使用楽器は英国王立音楽院より貸与された1726年製ストラディバリウス「Marquis de Corberon(Nelsova)」。

アジアユースオーケストラ

 108名のアジア ユース オーケストラのメンバーは、中国、台北、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムから選出された、才能豊かな若い音楽家で構成されています。各地での厳しいオーディションをくぐり抜け、3週間のリハーサル・キャンプに続き、国際的に活躍する著名な指揮者やソリストとの3週間のツアーと、毎年6週間の活動をしています。
 この20年間にAYOは、チェロ奏者ヨーヨー・マ、ミッシャ・マイスキー、ヴァイオリン奏者のギドン・クレーメルギル・シャハム、リーラ・ジョセフォウィッツ、ヤン・ウク・キム、諏訪内晶子チョーリャン・リン、ソプラノのエリー・アメリング、ピアニストのアリシア・デ・ラローチャ、セシル・リカド、ジョン・ナカマツ、レオン・フレイシャー、ボザール・トリオ、トランペットのハーカン・ハーデンベルガーなどと共演しました。また指揮者には、セルジュ・コミッショーナ、アレクサンダー・シュナイダー、エリ・クラス、タン・ドゥン、そして設立者で手もあるユーディ・メニューインとリチャード・パンチャスを迎えてきました。
 1990年のデビューより、アジア ユース オーケストラは、ニューヨーク・リンカーンセンターのエイベリーフィッシャーホール、ホワイトハウス、国連本部やハリウッド・ボウルなど、2度のヨーロッパ・ツアーではアムステルダムのコンセルトヘボウやベルリンのコンツェルトハウスなどで演奏してきました。
 また1996年のベトナムハノイ公演は、過去50年来初の海外からのオーケストラ公演として聴衆に歓迎されました。そして2000年にはハノイホーチミンの公演に再び招待され演奏し、その後にはシドニーのオリンピック・アーツ・フェスティバルに招かれシドニー・オペラ・ハウスでオーストラリアでの初公演もおこないました。
 1997年に香港と北京でおこなわれた香港返還式では、タン・ドゥン作曲の「交響曲1997 天・地・人」の世界初演ヨーヨー・マと演奏しました。それは海外のオーケストラによる中国内ツアーとしては最長のもので、客席10,000席にも及ぶ北京の人民大会堂での3度目の公演は他に例を見ないものです。
 1990年以来アジア ユースオーケストラは、世界182の都市で271公演を行い、113万人もの観客を魅了してきました。また公演の模様はCNN、CNBCアジア、NHK、RTHK(香港電台)、スターTVなどで放映されています。

●お申し込み

  エラート音楽事務所 075-751-0617
  チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:201-213)
  ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:54456)

●お問い合わせ

  アジアユースオーケストラ日本事務局 ayojp@asiayouthorchestra.com

●主催

  大阪アジアユースオーケストラ実行委員会

 ●特別支援 香港特別区政府駐東京経済貿易代表部
 ●特別協賛 YKK  ●後援 大阪府大阪市  ●助成 朝日新聞文化財
 ●協賛 前田建設  ●協力 大阪観光局・日本香港協会大阪支部