京都能楽囃子方 同明会能

●公演名:第60回 京都能楽囃子方 同明会能

●開催日時:2015年2月28日(土)12時00分開演 (11時30分開場)

●入場料:自由席/一般¥5,000- 学生¥3,000-※2階席のみ(座席指定料 1,000円)
(座席指定料について:ご希望の方は1月13日〜2月26日までエラート音楽事務所にて受付をいたします。

※1 補助席はございません/※2 座席指定料のみでの入場はできません)

●会場:京都観世会館(京都市左京区岡崎円勝寺町44)

●内容
  番囃子「翁」  林喜右衛門 林宗一郎
  能楽 「鷺」  金剛永謹 金剛龍謹 福王茂十郎
  舞囃子「田村」 杉浦豊彦
  独鼓 「羽衣」 浦田保浩
  一調 「八島」 高林白牛口二 
  舞囃子「東北」 井上裕久
  舞囃子「安宅」 浦田保浩
  一管 「乱曲音取」杉 市和
  一調 「夜討曽我」河村和重
  一調 「竹生島」青木道喜
  独調 「姨捨」 片山九郎右衛門
  狂言 「福の神」茂山千五郎
  独調 「老松」 片山幽雪
  独調 「大原御幸」大江又三郎

能楽 「羅生門」片山九郎右衛門 宝生欣哉

能の囃子方
ユネスコの第1回世界無形遺産に認定されたことで知られるように、能楽は世界に誇る日本の代表的な舞台芸術です。能楽とは、舞と音楽(謡・器楽)によって成立っている総合芸術ですが、その内、器楽(笛・小鼓・大鼓・太鼓)を担当する演者を囃子方と言います。
楽器の種類には笛・小鼓・大鼓・太鼓があります。それぞれの楽器に専門の演奏家がいて、伝統の奏法を伝えています。上演に際しては、各楽器の担当者が一人ずつ、囃子座と呼ばれる舞台後方の位置に座って演奏します。ただし、能の曲柄によっては太鼓が入らないものや、「翁」のように小鼓が3人登場するものもあります。また、上演に際しては指揮者も譜面も無い点が西洋音楽と異なります。それぞれの楽器の専門職を笛方・小鼓方・大鼓方・太鼓方と呼び、お互いに他役を兼ねることはできません。

能楽の囃子は、能をはなれてそれだけで演奏しても、充分に鑑賞できる高い芸術性を持っています。600年に及ぶ伝統の中で磨き抜かれ、又以後の日本音楽の源流となった古典音楽ですが、純粋に現代に生きる音楽として聴いていただくことができるものです。「囃子堂」は、この能楽囃子の音楽性が、より身近になるように、様々なスタイルのものを備えて構成し、お話を交えて聴いていただく演奏会を行っております。

●チケット取り扱い
  各出演能楽師

エラート音楽事務所/075-751-0617

●主 催 一般社団法人 京都囃子方同明会

●お問い合わせ
    エラート音楽事務所/075-751-0617