熊本マリ ピアノコンチェルト
●公演名:ロームミュージックファンデーション
創立20周年記念コンサート
熊本マリ ピアノコンチェルト 〜ドイツロマン派の冒険〜
●開催日時:2011年11月13日(日)14:00開演 (13時15分開場)
●入場料:S席¥4,000- A席¥3,000- B席¥2,000-
(全席指定/消費税込)
●会場:京都コンサートホール 大ホール
プロフィール
熊本マリ
東京に生まれる。5歳からピアノに親しみ、10歳で家族と共にスペインへ移り住む。
1975年よりスペイン王立マドリード音楽院でJ・ソリアノ氏に師事。スペイン青少年音楽コンクール優勝。1982年に奨学金を受けてジュリアード音楽院に入学し、S・ゴロニツキー氏に師事。1985年から英国王立音楽院にてC・エルトン氏に師事。英国ニューポート国際音楽コンクールに入賞。故ダイアナ妃より授与される。1986年、同音楽院卒業後、最年少でRecital-Diplomaを授与され、帰国。
1991年、スペインの作曲家フェデリコ・モンポウ(1893〜1987)のピアノ曲全集の録音を完成(世界初)。1993年、モンポウの伝記「ひそやかな音楽」を翻訳。同年、英国王立音楽院よりめざましい演奏活動に功績のあった卒業生にのみ与えられる資格ARAMを贈られる。
1994年、プラハでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とジルベスターコンサートで共演。1996年、スペインでのジャパン・ウィークでリサイタルを開く。1998年、プラハでリサイタルを開催、及びヨセフ・スーク&スーク室内オーケストラと共演。1995年〜2006年には毎年秋にローム・リリック・セレクションとして全国ツアーを開催。2000年にはNHK教育テレビ「芸術劇場」の「BSクラシック ピックアップ」の司会を務めた。
2006年、ウィーン・フィルのメンバーと共演。2009年、“クラシック音楽をもっと身近に楽しんでもらおう”というコンセプトに賛同し、朝日新聞主催「100万人のクラシック」コンサート・シリーズに参加。「Shall We Dance?」ツアーとして、都内近郊18公演、続いて長野県内6公演(テレビ信州主催)に出演。2011年春にはMBS主催「いこか!クラシックシリーズ」関西地方16箇所でリサイタルを行い、好評を博す。2010年には、エジプトにてカイロ・オペラ・オーケストラと共演、アレクサンドリア(エジプト)、アンマン(ヨルダン)ではリサイタルを開催。
CDはこれまでにキングレコードより多数リリース。2011年、新譜「鳥の歌〜愛のメッセージ」を発売。執筆活動やテレビ・ラジオへの出演など幅広い活動をにより多くのファンを獲得している。2008年より大阪芸術大学(演奏学科)教授に就任。今年デビュー25周年を迎え、ますますの活躍が期待される。
宮本文昭
宮本文昭の魅力は、その音楽性の高さと音楽に対するアプローチの多彩さにある。
1949年東京に生まれ、18才でドイツにオーボエ留学し、フランクフルト放送交響楽団、ケルン放送交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団などの首席オーボエ奏者を歴任し、超絶的技巧をもつ世界的名手、ソリストとして高い評価を得てきた。
2000年からは、活動の本拠地をドイツから日本に移し、JTアートホールのプランナー、小澤征爾音楽塾主要メンバーとして活躍。NHK連続テレビ小説「あすか」のテーマ曲「風笛」、東映「明日の記憶」のテーマ曲などにも登場し、多くのファンを魅了してきた。
自らの生き方を選択する「男の美学」を貫き、2007年3月31日、オーボエ奏者として40年の演奏活動にピリオドを打ち、最後をしめくくる東京文化会館大ホールでのファイナル・コンサートは、チケットにプレミアがつくなど、伝説のコンサートとして「男の花道」を完成させ話題となった。オーボエ演奏活動の集大成として2010年1月に発売された「宮本文昭コンプリートBOX」は30枚組CD&DVDとして限定発売され、定価の3倍の値段でプレミアがついている。
指揮者としても精力的に活動を始め、これまでにもサイトウ・キネン・オーケストラ、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などを指揮し、2007年には宮本文昭プロデュース“オーケストラMAP'S”を旗揚げし話題となった。
2012年4月からは東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の音楽監督に就任する予定である。
また、音楽活動の一環としてミュージックバード・コミュニティFMで「宮本文昭の音楽、雑学、人生楽」のラジオ・パーソナリティをつとめ、執筆、講演活動などにも積極的に取り組んでいる。
著作は、「オーボエとの時間(とき)」(時事通信社)「疾風怒涛のクラシック案内」(アスキー新書)「宮本文昭の名曲斬り込み隊」(五月書房)などがある。
東京音楽大学オーボエ専攻の教授として、後進の指導に取り組み教育者としても高い評価を得ている。
京都市交響楽団
京都市交響楽団(京響)は、1956年の創立以来、我が国を代表する日本唯一の自治体直営オーケストラとして成長を遂げてきた。最近では京都市ジュニアオーケストラの指導、楽器講習会や音楽鑑賞教室、福祉施設への訪問演奏などにも積極的に取り組み、07年「第25回京都府文化賞特別功労賞」「京都創造者大賞2007」受賞。08年4月からは第12代常任指揮者に広上淳一、冠指揮者に大友直人が就任。09年は「スプリング・コンサート」や「オーケストラ・ディスカバリー」などの新企画で注目を集め、2010年11月には広上淳一指揮による定期演奏会のライブ録音2枚組CDを発売。半世紀という節目を経て、「京響」は今、文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」を目指して更なる前進をはかっている。
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●お申し込み
エラート音楽事務所 075-751-0617
京都コンサートホール 075-711-3090
チケットぴあ 0750-02-9999 Pコード:143-063
ローソンチケット 0570-084-005 Lコード:54835
e+(イープラス) http://eplus.jp
●お問合せ エラート音楽事務所(075-751-0617)
●主催 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
●協賛 ローム株式会社